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Bungie (バンジー) というゲーム会社の名前を初めて知ったのは、当時Macintosh専用のゲームだったMarathon (マラソン) というFPS (ファースト・パーソン・シューティング) ゲームです。

Macintosh専用だったので当時この Marathon というゲームは国内では世間では知られていないどころか、PCユーザーの間でもほとんど知られていませんでした。Macユーザーのゲーマーの間では、当時はFPSといえば、Doom (ドゥーム) が大ブレイクしていたので、Windows版のゲームをバカにしたくなるほど有名だったようです。

なにせ、Doomは見た目は3次元でも実際には2次元の平面で戦うというものでした。ところがこのMarathonというゲームはちゃんと立体的になっており、建物も今では当たり前の立体構造で、今いる場所から真上にある階に移動するということが、DoomではできなかったのがMarathonではできるというほど、両者のゲームには技術的格差の違いがありました。しかも、Doomでは上や下を向いて敵を射撃するということができず、上を向かなくても上にいる敵に、上空から射線が通っていれば現実には明らかに命中しない銃の構え方でもなぜか命中できてしまうという不自然なゲームでした。

Marathonの続編 Marathon 2: Durandal がついにWindowsでも発売され、当時Macintoshを持っていなかった私でも購入してプレイすることができるようになったのです! Marathon 2: Durandal では、水の中に潜って戦うことができるというのが特徴でした。水の中に潜ると、武器は使えなくなりますが、ナックルをつけた拳で戦うことができます。また酸素が足りなくなるので、酸素が足りなくなったら、ヘルスが減ってしまうため、ゲームの舞台に散らばっている酸素供給装置で酸素ボンベに酸素を供給する必要もありました。当時のDoomにはまったくなかった、そういう発想も斬新に思えていました。しかも武器を左手にも装備していわゆる「アキンボ」という二丁拳銃で戦うこともできました。一番最初に手に入れるハンドガン二丁をどこかでさらにもうひとつ手に入れて両手に持って攻撃すると交互に射撃してまるでマシンガンのように連射ができたときはかなり爽快でした。ハンドガンにスコープがついているにもかかわらずスコープを覗き見しないで射撃するのはおかしいと、当時の知り合いのガンマニアがツッコミを入れていましたが、この二丁拳銃もDoomにはない斬新な要素でした。しかも後から手に入るマシンガンには、アタッチメントとしてグレネードランチャーがついていて、右クリックでグレネードを発射できました。これも当時のDoomにはなかったものです。それがなにもかも斬新でした。グラフィックも独特で当時としてはものすごい真新しさを感じたものです。しかもあのマシンガンの再装填をする様子が格好良かったのを覚えています。あの再装填方式はDoom 3など、後の他の近未来型のFPSにも見られるようになりました。ハンドガンだけでなく、ショットガンも同様に二丁拳銃で射撃することができました。同じくガンマニアの知人は、普通武器を再装填するには両手が必要なのに、1回射撃するたびに片手で再装填しながらもう片方の手で同時に射撃できるのはおかしいというつっこみを入れていましたが、2丁のショットガンを交互に撃ちながら敵を倒していくさま爽快でした。マウスを押したままにしておくとエネルギーを溜めて攻撃できるというゼウス級核融合ピストル (Zeus Class Fusion Pistol) という武器もなかなかおもしろいものでした。溜めすぎると爆発してダメージを受けました。このゼウス級核融合ピストルは、後の Bungie の作品、Halo (ヘイロー) シリーズにも影響を与え、そして今回の『Destiny』では、仕組みは Marathonの核融合ピストルとはやや異なりますが、フュージョンライフル (Fusion Rifle) という形で登場します!

そんなゲームも、Marathonよりも大人気なDoomよりも技術的には先進的でグラフィックも優れているにもかかわらず、Marathonはまったく知名度が低く人気もDoomほどなかったというのが当時の現実でした。その後に、Doomを作った id Software もMarathonの影響を受けたのか、水の中に潜ることができたり、グレネードランチャーも使うことができる、Quake シリーズというちゃんとした立体構造を持つゲームを作りました。

あの後からこのバンジーという会社はマイクロソフトに買収され、後にHalo (ヘイロー) というゲームを作りました。ヘイローのことはほとんど知りませんが、Marathonとよく似た雰囲気を感じます。そして『Destiny』にも同じような独特の格好良い雰囲気を感じてきます。顔がまったく見えないヘルメットを被った得体のしれない宇宙人のような、宇宙飛行士のような姿をしたヒューマノイドが武器を持って戦うというあの雰囲気はMarathon時代から続いているようであり、なかなかの見ものですね。

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